君ニ恋シテル
「俺まだ彼女できてないんだよねー。優奈ちゃん彼氏いるの?」

「い、いませんけど」

「じゃあ俺と付き合わない?」

「…っ!」

なっ…何この人。


「ねぇいいじゃん。付き合おうよ!」

「それは…ちょっと」

困っていると、洋祐くんが口を開いた。


「ダメダメ!お前に優奈ちゃんはやれない」

「はぁ?なんでだよ。前に紹介しようとしてたのに?」

「気が変わった」

「意味わかんねー」

ぶつぶつ言いながらも、最後は納得してくれて、暫くすると洋祐くんの友達とは別れた。



はぁー…なんだかどっと疲れたなぁ。


「やっぱあの男は優奈に紹介しなくて正解だったわ」

亜紀ちゃんの言葉に私は苦笑いを返す。


「ほんとそう思うわ。ただのチャラ男じゃない」

と、冷めた口調で話す百合香ちゃん。


「ほんと凄かったなぁ徹平!」

あははと笑って、逞くんはてっちゃんの肩を叩くと、歩き出した。
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