君ニ恋シテル
洋祐くんの友達…今日初めて会ったはずなのに、なんかそんな気がしないな。

…どっかで見たことあるような。

気のせいかな?

んー…?


頭を悩ませていると、

「あれ、前に優奈に紹介しようとしてた人」

亜紀ちゃんがそっと耳打ちしてきた。


紹介…。

あー!思い出した。
そっか、写メで見たことあったんだ。

あの頃はまだ亜紀ちゃんも私がてっちゃんを好きだと知らなくて…私に彼氏を作ってほしいって思っていたんだよね。


…こうやって実際会ってみるとよくわかるけど、絶対私とは合わないタイプな気がする。


「こいつ、俺の彼女の亜紀!」

「へえー、可愛いじゃん!」

「だろ?」

自慢気な洋祐くんに、少し恥ずかしそうに笑う亜紀ちゃん。

だけど、とっても嬉しそう。
そんな亜紀ちゃんが可愛くて、ついつい笑みがこぼれた。


「ん?この子は?」

「亜紀の友達の優奈ちゃん」

「優奈…ってもしかして、前に紹介するかもって言ってた子?」

「あぁ、うん」

「マジ?超可愛いじゃん!!」

っ…!!
いきなりマジマジと顔を覗きこまれ、肩がビクリと震える。
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