ナンパ男との恋3

「春菜みたいに
夜中 襲ってきたら
困るしな?ははは」


「っんな!?
私だって そんな事
滅多にしないもん!」


そういえば、
輝樹って
あんまり 人に寝顔見られるの好きじゃなかったんだっけ・・・


「そこまでしても
あの人と一緒にいないといけなかったって事なの?」


「んーまぁな。
前、隣のバカ女と春菜で
飲み屋に来たろ?」


輝樹が夜中出て行った日だ。


「あん時、変な男につきまとわれてるとかで
呼ばれて行ったまでは良かったんだけど
あいつ、怖がって
帰るに帰れんくなったっつーか・・
連絡しようにも
誰にも言わないで なんて言われて
帰れない上に 理由も言えないって事なら
電話しても
お前 ますます不安になんだろ?」


そうだけど・・・
そのまま
連絡しないままっていうのも
どうかと思うんだけど・・。


って事は・・・・


「じゃあ、
さっき 輝樹が呼ばれたのって・・」


「その変な男が 玄関のドア叩くとかで呼ばれたっつーわけ。
結局 
行った意味なかったけどなー」


え?でも・・・

あれ?・・・

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