ナンパ男との恋 3巻

「お邪魔しちゃって ごめんね~」

と、サキさん・・・。


「家にもいねぇし、
電話も出ねぇし。」

部屋を見渡しながら
完全に・・・・

怒モードだ・・。

「え?輝樹
何で・・・」


「春菜が ここに来てるって サキが言うから来てみたら
サキから聞いた部屋にはいねぇし。
結局、ナンパされて他の部屋にいるとか 言われるし。
お前 マジで何してるわけ?」


・・・・ほんと


「分かんない・・・」

「はぁ?
帰るぞ」

強引に腕を引っ張られながら

「荷物は?」

「あ、あっちの部屋・・」

引っ張られながら
元々の部屋に行くと、

「あれ、佐々木さん?」

まだ みんなで盛り上がってる中


「ごめん、帰るね・・・」


そう言って
部屋を後にした。


痛いくらいに 腕を掴まれながら
車に乗せられ、
沈黙のまま
アパートへ帰り着いた。






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