ナンパ男との恋 3巻
「ったく・・・・
起きてる時は、
近寄りもしねぇくせに
何で、寝込みは襲えんだよ」

「なんとなく・・・」

「何となくで、春菜は
男を襲うのか?」



「目が覚めちゃって
出来心で・・・」

「たしか、前もあったよなぁ?」

・・・・はい。

小さく返事をすると、

「ほら、遠慮せず
襲っていいぞ?」

そう言うと
ベッドに大きく寝転ぶ輝樹。

これで、輝樹が寝てれば
好き放題襲うだろうけど・・・

こんな・・・
完全に起きてる状態で
襲っていいって言われても

できるわけないじゃん。


「何なら
寝たふりでも
しててやろうか?」


完全に、
からかってる・・・
< 2 / 216 >

この作品をシェア

pagetop