オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
ブルガリの香水の匂いが私の全身を包む。



「・・・お前…俺に嘘をついたな~勤務先は化粧品メーカーだって…」



「・・・すいません・・・」



「んっ?嘘は泥棒の始まりだって知ってるか?」




俯き加減の私の顔に祐早斗さんは手が伸びる。


顎を指で摘まむように掴み、私の顔を無理矢理…自分に向けた。



この状況に私の身体は強張る。










< 111 / 278 >

この作品をシェア

pagetop