オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
「・・・」


「ダメですか?次にキマっていたハケン先の会社が倒産してしまって…このまま
では私も無職になっちゃうんで…」



普段見せない素の栗原が見えた。
言葉遣いも崩れ…困惑した顔の栗原。



「・・・美苑をプロの秘書してくれ…」




「承知しました…年を越すまでには優秀な秘書に育て上げますので、ご安心を」


栗原は再び…いつもの顔に戻った。


傲慢なくらい自信たっぷりに仕事をこなす姿。


俺もヤツの自信を少し、分けて欲しかった。
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