オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
次の瞬間……祐早斗さんが私にキスを落とした。


息継ぎすらままならない甘く蕩けていきそうな蜜なキス。


私の身体が不調なコト…完全に忘れている。

自分本位で傲慢な祐早斗さんらしいーーー・・・




何度も唇を離しては浅く深いキスを繰返す。


昨日はアルコールに・・・


今は祐早斗さんのキスに酔わされていた。



「・・・」


名残惜しそうに見つめながら…最後のキスはリップ音を大きく立てて…
祐早斗さんの唇は離れた。



「・・・」



絶え間なく続くキスに…意識が何処か朦朧としていた。


祐早斗さんのブラックパールの瞳が優しげに愛しげに私を見つめる。
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