オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
「俺には教えられないのか?」


彼のブラックパールの瞳が私を詰りつける。

私は彼の気圧に押されて…怯むしかなった。



フロあがりの濡れた髪。

無造作に着たバスローブからは見える鎖骨に胸元。


スーツを脱ぎ、色っぽい祐早斗さんの姿に私の心臓が再び、早鐘を打ち鳴らし始める。



「憶えてないって言うか・・・」



「自分のケータイ番号憶えてないのか??」


「はい・・・」



恥かしいけど…私は自分のケータイ番号を憶えてなかった・・・




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