《完》嫌われ教師の腕の中


「彼氏出来たのか?」


「え、あ…そうよ…そう言うコト」


「彼氏が居たっていいじゃん…俺だって彼女居るし…」


「……」


「そんな束縛する彼氏止めとけ~」


佐々木君は私の肩を抱いて来る。


「佐々木…」


私たちの前に尾上先生が立ちはだかる。


「昨日のコトでやはりお前にも話が聞きたい…」


「い、いや…俺…用事あるんで失礼します!」
昨日と同じでまた逃げ出してしまった。




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