夢の続きで逢えたら

「とにかくありがとう。嬉しかった!じゃあ今から早速練習しなきゃ!」

「そうだな!行こう!」

元気を取り戻した浩二の合図で、

僕らは公園に向けて一直線へ走り出した。


みんなの笑い声が、

僕の心の中で何度も何度もこだまする。





この時だけは、

土手を染める淡い夕日が僕らの明るい未来を照らしてくれている。


そう思っていた。






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