その手で溶かして



電子辞書を使えば、半分の時間で課題をこなせることはわかっていたけど、どうも機械関係は苦手。



電子辞書は機械のうちには入らないのかもしれないけれど、私にとっては機械そのものだった。



触れると指先に感じるツルツルと冷たい感触が苦手で、私は携帯電話さえも殆ど使用しない。



一応、携帯電話を持ってはいるが、それだって持たされているといった感じで、自ら進んで持っているわけではない。



ママからの連絡を受けるためだけに持っていると言ったほうがいいような気もする。

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