先生は旦那様(仮)2

『ハイハイ、先生をからかう元気があれば大丈夫だな。』


『からかってないもん。本気で好きなんだもん。彼女から奪ってやりたい。』


愛の顔が怖い顔になった。


『高校生位だと年上に憧れるんだよな。俺も担任を好きになった事あるなぁ。仕事してる姿ってかっこよく見えるだろ?愛もそれと一緒さ。』


『そんなんじゃないもん。あたしは先生のことが本気で好きなんだから。』


愛は席を離れて俺に抱きついた。

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