先生は旦那様(仮)2

オーナーと息子はまた顔を見合わせてしばらく沈黙が続いた後、二人して笑いだした。


なんで笑うの?


『ご飯食べた?』


息子が聞いてきた。


そういえば少し食べてけんかになっちゃたからお腹空いた。


『はい、少し。』


『オヤジ、彼女も一緒に行こうぜ。』


『そうだな。』



オーナーは車を走らせた。


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