゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。

 そうしたら、もっ

とよく見えるから。

 胸がしめつけられ

るような息苦しさは

、煙のせいだけじゃ

ない。からっぽにな

んかなってないやと

、なおは笑った。ひ

ざを抱えて丸まって

、きみひろ君と仲良

くなれて本当によか

ったと、思った。

「うぉ」

花火が燃えつきたの

か、あたりが暗くな

る。きみひろの飛び

ゲリをくらって倒れ

たよしおは、体を折

り曲げて大笑いした

。

「負けたっ」

うっ、と腹を押さえ

て、死んだふりをす

る。

「よっちゃーんッ」

みゆが大げさな身ぶ

りで、おおいかぶさ

る。

「よっちゃーんじゃ

ねぇッ。さっき言っ

たこと訂正してもら

おうかぁ? みゆ」


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