゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚ 夜の端 。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。゚。

切りとった水をはめ

こんだように、視界

がぼやける。まばた

きすると、静かに落

下した。

 きみひろ君は、ど

こにいるんだろう。

 ぽろり、ぽろり、

銀の粒が地面にしみ

こんでいく。急に心

細くなった。もう一

生、彼に会えないよ

うな気がしてくる。

 そんなの大げさだ

よ。ただの家出じゃ

ん。こんなに探さな

くてもさ、そのうち

、ふらっと帰ってく

るよ。たかが子供の

家出じゃん。お金な

いし、続かないって

。

 胸の内で、呟いて

みる。けれどこの考

えは、うわ滑りして

、全然しっくりこな

い。あのきみひろが

、何も考えずに、衝

動的にこんなことを

するだろうか。


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