LOVE FIGHT〜恋の勝負〜


「さてと…」

支度も終わり席を立つ

「あ、凛々ちゃん。ばいばーい。」


「さようなら。」


笑みながら言うの淳くんに
挨拶をして教室を後にした






「あっ、凛々!」


「百恵。」


生徒会室に向かっていると
百恵が前から歩いてきた


「今日は一緒に帰れる?」


「生徒会があるから遅くなるかもしれないわ。」


「じゃあ、待ってるね。」


「百恵、いつもいつも待ってなくていいのよ?」


生徒会がある日は
最終下校まで居る時もある


いつも待たせるのは
なんか悪い気がする。


「気にしないでよ!どーせ暇だし?」


「ばーか。逆に気ぃ使わせてるって。」


「淳平!?」


いつの間にか
淳くんが後ろに来ていた


「そんな待たれてたら、速くしなくちゃって、気ぃつかうだろ。」


「んー…そっかぁ」


「分かったか?じゃ、そうゆう事で。帰るぞ。」


「え?わっ!」


「じゃあね、凛々ちゃん。また明日!」


「あ…、ええ、また明日。」


「ちょっと!引っ張んないでよっ!じゃあね凛々!たまには一緒に帰ろーね〜〜!!」


「うん。ありがとう。」


百恵は淳くんに引っ張られ
叫びながら帰っていった














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