Forbidden Love

さよなら…

―そして放課後



日が沈むのが早くなってきて、外は夕陽と闇が入り交じる…。



その教室の窓際にレオくんはいた。



「よぉアカネ、数日間どうしてたんだよ?

平気か?」




『うん…ちょっと考え事してて…』



「考え事…?」




ついにこの時が来てしまった。




『私ね…やっぱりダメ…。
レオくんの事は――…ッ。
私は……那智くんが……好きなの』



レオくん以外なら放つ事の出来る言葉…。



もう辛くて堪らない。



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