地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】



「坂下君。こうじゃないか?

朝、屋上に行って鍵を開けた。

屋上に入ってすぐ、突風が吹いた

で、目をつぶって突風をやり過ごして、目を開けたら……

なんか黒いモノが見えた、とか」


私は坂下君を見る。すると、

「そうです。そんな感じです」

やっと思い出したといった雰囲気で頷く龍真君。

まぁ、表情は仏頂面たけど。



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