地味なあの子は鬼狩り少女 〜地味子の決意〜【改稿中】
「………ふぅ」
言い逃げしちゃったけど、良かったかなぁ……?
ちょっと罪悪感を感じつつ、私は周囲を見渡した。
気が付けば、もう屋上へ続く階段の近く。
「……………」
汗ばむ手の平をギュッ、と握る。と、
「か〜んなっ♪」
後ろから、愁君がやって来た。
そのまま肩を抱かれ、顔を覗き込まれる。
「……っ!!」
「ど〜したの♪
抱かせてくれるんデショ?」
楽しみにしてるよ〜!!
そう言ってニヤつく愁君からは、やっぱり血と泥の臭い。
そろそろ鼻がイカれて来た……!!
瞳も、狂気に濁ったままだし。