わたしを変えてくれたあなたへ【未完】
「でも、あいつ今回は本気みたいやで?
春奈ちゃんがどうとかは聞いてないけど、もういい加減亜紀子ちゃんと踏ん切りつけなあかん…って。」
「そうなんや…。
でも、もうひさとはバイバイしたし、わたしには関係ないよ!」
「……………」
「大輝くんありがとう!
わたし大丈夫やから!
また彼女でも連れてご来店お待ちしてま〜すっ♪」
「ちょ…ちょっと待てや!」
大輝くんを自動ドアの外に出して
閉まるドアから手を振る。
これ以上ひさの話をしたら泣きそうやから。
ありがとう、大輝くん。
ひさが別れても別れへんかっても
笑っててくれたら
わたしは大丈夫。