わたしを変えてくれたあなたへ【未完】

3年前


「はーるーなー!今日の放課後暇〜?買い物付き合ってよ!」

「ごめん、今日はパス!来週やったらいいで〜!」




3年前の山根春奈 高校2年生。



友達の誘いを断りながらも携帯を見つめる。




「そろそろ遊ぶ金もなくなってきたし今日は稼ごかな〜...来週服買いたいし」





カチカチカチカチ...
慣れた手付きで携帯で文章作成。


授業中に堂々と携帯を触っててもわたしに文句を言う先生もいない。
基本的に寝てるか携帯してるか。


ただこの進学校でもそこその成績を取って、無遅刻無欠席。

学校からすれば問題なし。





「さーて…始めよっかな。」

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