恋々綴り。【短編集】

#22



 授業中。
 先生がだるそうに説明しながら、黒板にチョークを走らせている。

 皆は写しているのが大半だけど、真ん中一番前の席でどうどうと眠るのが一人。


 窓の外は暖かい。
 窓を開けているとその気持ちがわからなくもない。

 一番、後ろで良かったと思う。



 だって、前にいる彼を見つめていてもバレないでしょ?



Fin
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