記念日
行き違う想い
あっと言う間に日曜になった。


金曜に会った時、祐樹と話してもなんだかそっけなく感じた。
理由が分からないので知らないフリをしたけど、
やっぱりなんだか寂しかった。


駅についたのは1時50分。
もしかしたら、電車が早くつくかもっ!
なんて、早く会いたいだけなんだっ///

地元を一緒に歩くなんて嬉しくて仕方なかった♪

2時。

時間どおりに祐樹は来た。

晴奈と考太を連れて。。。。。



言葉が出なかった。



3人で楽しそうに出てきた。



どうして????




2人で遊ぶって言ったのに。


動揺していると、晴奈が私に気付いた。


『香ぃっ!!』

手をふりかえしたら近づいてきた晴奈が私に耳打ちした。

『何かね、祐樹が考太に一緒にきてって頼んだみたい。
ねぇ、何かあった??』

『何もないよ。私も分かんない、祐樹が分かんないよ。』

『大丈夫、うまく帰ってあげるからっ!』

笑顔で肩をたたいてくれた。
祐樹の方を見ると、気まずい顔をして、近づいてきた。

『話したらさ、考太も来たいってゆうから。ダメだった????』


何で、嘘つくの?!

『ううん、全然っ♪』

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