退屈しのぎだったのに、いつしか君を愛してしまった。




「何で……?
好きだからに決まってんだろ?アイツの為に…黙ってたんだ。だから、俺が行く」





俺は急いで佑月を追い掛けた。





どこにいった?




今、どこにいる?





絶対見つける。




碧空じゃなくて、俺が。




俺は走って走って
息が切れるのも忘れて。






走っていた。







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