恋愛モラトリアム~夢見る乙女のオフィスラブ~
絶望の淵に立たされた私は、
大きいはずの目を半分しか開かぬまま
ランチのパスタをくるくるくるくる。
「お前、顔やべぇぞ」
眉間にシワを寄せた大輔の忠告なんて、
どうでもいい。
「放っといてよ」
そもそもどうして元カレなんかとランチしなければならないのよ。
ああ、そっか。
他に一緒に行く人がいないんだった。
「はぁ……」
ため息をついて、パスタをぱくり。
美味しい。