彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜



教室に入ると、使われていないせいで冷っとした空気が肌につく



私はそのせいもあったのかブルッと身震いしていた



深雪ちゃんは相変わらずの余裕の態度で私を見据えてくる



何なんだろういったい?



私は話の内容を半ば予想しながら深雪ちゃん睨み返す



「話って言うのは斗真のことだけど」



ほら

やっぱり


私は予想が当たったことで少しため息を付きながら深雪ちゃんから目線を外し、話の続きに耳を傾ける



斗真に近づくな?


勘違いするな



そんなところだろうか?



でも深雪ちゃんから出たのは私の予想外の言葉だった




「正しくは斗真の好きな人の話」



え…?





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