彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜
あんたの首は私が貰う!
なんちって!
そんな気合いたっぷりで望んだ翌日
斗真くんのこの一言で、その気合いは脆くも崩れるのだった…
「え?何でいんの?」
はい?
「しかもなんで隣の席?」
「…………」
まさかと思うけど…
同じクラスで隣の席だったってことも知らなかったってこと?
それぐらいアウトオブ眼中?(古)
私はそんな事実に目眩を覚えながら
同じクラス、始まって以来の挨拶をする
「お…おはよう…」
あ…またどもった
「……おはよう」
斗真くんも一応は挨拶を返してくれるけど
その綺麗な顔はなんだか釈然としていない
「菜々〜」