彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜
呼ばれて振り向くとそこには優ちゃんがいて
「これ、借りてたCD返すね」
そう言いながら、声を出さずに『が・ん・ば・れ』っと言って自分の席に去っていく
ゆ、優ちゃん…
私、すでに戦意喪失です
念のためにと思って今日もお団子にして来てよかった
この分だと、もしお団子にしてなかったら『あんた誰?』って言われてるかもしれない
「ああ…!」
「え……?」
半ば半泣きになっている私を気にした様子もなく
何かを思い出したように話し出す斗真くん
「お前、三宅優の周りをいつもチョロチョロしてる奴か!」
え?