彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜



「ちょっと、こっち…」



私は浬世也の腕を掴んで誰もないない階段の踊り場まで引っ張っていく



「え…?菜々子?」



あんなとこで落ち着いて話しなんて出来ないよ



「菜々子…最近その髪型ばっかしてねー?」


目的の場所まで来ると浬世也は私を伺うようにそう言った



そりゃそーだよ!


髪型をお団子にしてないと


斗真くんが私だってわからなくなる気がして


どうしても止められなくなっちゃって



「って違うの!今日はこっちの話しじゃなくて」


「は?」


「そっちの話し」



浬世也が解りませんって顔を思いっきりしている



そりゃね〜!


浬世也ぶっ飛ぶよ!


私の垂直跳びの世界記録を塗り替えるかもね!




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