彼を捕まえろ!〜俺様男はハート泥棒〜



「うん…あの…そう」


「俺が行くなって言っても?」



え?


斗真くんが行くなって?どうしてそうなるの?



疑問がいっぱい吹き出したけど、優ちゃんの為にも行かない訳にはいかない



それが斗真くんの願いでも



私は真剣にそして斗真くんから視線を外さずにコクリと頷いた



すると斗真くんは私の腕をパッと離して



「そう」


っとだけ言って私に背中を向けて教室に向かって歩き出す



「斗真くん?」


斗真くんはそんな私の言葉に振り向きもせずに歩いて行ってしまった



よくわかんないけど、とにかく私も行かなきゃ



浬世也…


手間かけさせやがって!


後で何か奢らせてやるから!





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