新撰組と少女
「君のお父さんは
 鳳条院 徹かな?」

え?
私のお父さんの名前?

誰?その名前聞いたことない・・・。

分からない・・・

「分からない・・・。」

「ならば、おじいちゃんの名前は?」

おじいちゃんは・・・

「鳳条院 綴です・・・」

どうして?
どうして、私はお父さんの名前を
しらないの?

どうして・・・?

ズキンッ

いった・・・

無理やり思い出そうとして
ゆらは激しい頭痛に見舞われた

ズキンッ

ゆらは意識を失った。
< 3 / 74 >

この作品をシェア

pagetop