新撰組と少女
ん・・・

あれ?痛くない・・・

ジャキッ

え!?

ゆらは刀を向けられていた

「小僧、有り金全部出してもらおうか」

こ、小僧?
しかも、ちょんまげに袴?

!!
もしかして、ここは・・・
幕末!?

うそ・・・
もしかして、私
また時空の歪みに落ちた!?

「おい!小僧、さっさとしろ!
 さもなくば、斬るぞ」

「ふっ、「斬る?」
 あんたらにできると思ってんの?」

「なっ!?
 こ、小僧~~!?」

「覚悟!!」

タンっ

ゆらは向かってきた男を手刀で
倒しその男の刀を奪い
残りの男どもを斬った。

「ぐああああ」

「ふう。
 安心せい。峰うちだ」

・・・だれかいる。
陰に隠れてるな。

からまれる前に逃げよう。

ゆらは踵を返して
その場を去ろうとした。

しかし・・・

ぱちぱち

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