レボリューション剣の会湯の街解放同盟
どちらも違った。
総理大臣や天皇をもし殺しても国は変わらないのだ。
僕は、いざ戦闘が始まって初めて誰との戦闘なのか悩んだ。
いや、それに、ついては悩んでいたが具体的に今居る海上保安庁の人間や自衛隊員を殺したり傷つける事が自分に出きるか悩んだ。
次郎は、漁船から降りて来ると厳しい顔をしていた。
次郎も愛弓も河田も井原兄弟も怪我は、ないようだった。
次郎は、僕、上島、和美、愛弓、河田、井原兄弟を集めて言った。
「相手は、俺達から怪我人や死人が出ても構わないようだ。
それならこっちも相手を最初から殺す気で行くか?
俺は、違う気がするよ。
腰抜けかもしれんが、相手を最初から殺す気には、なれない。
たまたま怪我人や死者が出たらそれは、仕方ないと思うが、なるべく避けたい。
しかし、相手が仕掛けて来て死ぬのを待つ気は、ないからな。
俺達が死ぬなら相手を殺すしかないんだよ。
河田潜水用のウェットスーツや道具は、揃ってるな。」
「次郎さん2人分しかないよ。」
「2人分あれば大丈夫だ。
水中で使えるダイナマイトを用意してくれ。
俺が潜って船底に穴を開けてやる。」
「また1人で行こうとする。
私も行くよ。」
愛弓が、怒ったように言った。
次郎は、苦笑いを浮かべた。
「仕方ないな。純一もしも、向こうが先に仕掛けて来るならこっちも応戦しろよ。
死者が、相手に出ても仕方ないがなるべく。
船を狙え。
なるべくだからな。
相手にやられるならやらないとこっちが死ぬんだからな。」
次郎の表情は、厳しかった。
苦しんでるようにも見えた。
僕は、ハイと大きな声で答えた。
次郎も悩んで苦しんでいる。
だが、こっちがやられるなら相手をやらないといけないのは、仕方ない事だった。
僕は、ここの人間を守らないといけないのだ。