好きだと言えなくて
「・・・やめっ・・・」






やめてって言ったのに

一瞬離れたときの
佑真の表情が

あまりにも切なげで

あたしはその表情に
涙がこぼれた・・・。






「七美・・・ごめん・・・」







そういっても佑真は
キスを止めないで

どんどん深く深く・・・

心の隙間を埋めるように

あたしにキスをした。
< 365 / 684 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop