ナイショなダーリン-R&M-
あたしは持ってきたエプロンをして、お鍋を火にかけた。


「……何?」


ライトがさっきから見ているのは気づいていた。


「手料理……か」


「え?」


「ん、エプロンもそそるなって」


「は!?なに言って……」


ニヤニヤしてるライトに、あたしは側にあったリンゴを投げつけた。


「何かしたら、許さないからねっ」


「何かって?」


涼しそうにリンゴをかじってあたしの様子を探ってる。

くっそー。
完全に遊ばれてる。


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