極悪彼氏
教室にはモヒ君とカケルがいた。
授業中でもお構いなしで遊びに来るカケルは最近先生から何も言われなくなるほど。
「小田切さん、どうだった?」
「わかんない…」
「折れたかヒビかってとこだろ」
「折れ!?」
「アバラ」
ウソ…。
もしそうだとしたら…?
コタローからしたら見られたくない姿なのかな…。
「ねぇ、なんでコタがやられたの?」
「小田切さんが1年の時に病院送りにしたヤツら。最近前のトップが出てきたばっかりだからチャンス伺ってたんだろうな」
相手は3年生。
コタローだけを狙った集中攻撃。
卑怯だよ、みんなでコタローだけを狙うなんて!!
「許せない!!黙らせることできないの!?」
「小田切さんって基本、自分からは仕掛けねぇんだよ」
「でもやられたよ?」
「同じ学校同士の揉め事はあんまりよろしくねぇんだよなぁ…」
「もっとわかるように説明してよ!!」
「ムーはどこまで聞いてんだ?それによっちゃ、教えられねぇからな」
どこもなにも…な~んにも聞いてない。
授業中でもお構いなしで遊びに来るカケルは最近先生から何も言われなくなるほど。
「小田切さん、どうだった?」
「わかんない…」
「折れたかヒビかってとこだろ」
「折れ!?」
「アバラ」
ウソ…。
もしそうだとしたら…?
コタローからしたら見られたくない姿なのかな…。
「ねぇ、なんでコタがやられたの?」
「小田切さんが1年の時に病院送りにしたヤツら。最近前のトップが出てきたばっかりだからチャンス伺ってたんだろうな」
相手は3年生。
コタローだけを狙った集中攻撃。
卑怯だよ、みんなでコタローだけを狙うなんて!!
「許せない!!黙らせることできないの!?」
「小田切さんって基本、自分からは仕掛けねぇんだよ」
「でもやられたよ?」
「同じ学校同士の揉め事はあんまりよろしくねぇんだよなぁ…」
「もっとわかるように説明してよ!!」
「ムーはどこまで聞いてんだ?それによっちゃ、教えられねぇからな」
どこもなにも…な~んにも聞いてない。