極悪彼氏
そりゃあ金髪の女子高生が来たら注目の的。



やたら恥ずかしい~…。



社長室に入ると、パパと同じくらい若い社長さんが出迎えてくれて。



「鈴原のお嬢さんだね」

「書類です!!」

「ありがとう、お茶でも飲んでって。それよりジュースがいいかな?」



優しそう…。



品があるよ、品が。



さらにどんな関係か気になり、ソファーでお茶をいただくことにした。



「夢羽ちゃん、だったよね」

「そうです」

「確かにカワイイよ。鈴原の自慢の娘」

「パパが…ですか?」

「飲む度に夢羽ちゃんの話してるから。メロメロなんだよ、君のパパ」

「そうでしょうね、今日も代わりに行ってあげるって言ったら嬉しそうでした」

「僕の娘もカワイイんだよ~」



娘さんがいるのか~。



この人の遺伝子なら絶対美人!!



「そういえば同じ学校だね」

「えっ!?」

「1年1組って言ってたかな」



それって同じクラス…。



あたし、同じクラスの女子にはイジメられた記憶しかないんだけど…。



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