極悪彼氏
カケルののろけ話は確かに嬉しい。



でも内容が…。



「持ってるもんとかブランド品ばっかりでさ~。釣り合わねえよな、俺なんか」

「そんなことないと思うけど…」

「この前はバッグ欲しいっつーから買ってやったらスゲー喜んでくれて。あんな顔されたら頑張っちまうよな~」



なんだか素直に喜べない。



カケルがだまされてるような気がしてきちゃう…。



頭いいくせに肝心なとこ抜けてるし…。



「大事にするんだ、俺」

「そ、そっか。今度写メとか見せてね?」

「美人すぎてビビんなよ?」



カケルは大事な友達だから。



首を突っ込まない方がいいのかな…。



もしかしたらカケルが好きで貢いでるだけかもしれないし…。



彼女さんは本当にカケルが好きなのかもしれないし…。



「髪伸ばそうと思って」

「えっ!?ハゲル卒業!?」

「俺だって髪長かったころはそれなりにモテたんだからな」



カケルが心配です。



< 325 / 480 >

この作品をシェア

pagetop