Sweet bitter
「あ、いえ…大丈夫ですよ」
あたしはニコッと微笑む。
ヤバイ。
あたし、顔赤くないかな?
「じゃあ行こうか」
課長はテーブルに一万円札を置くと、あたしの腰に腕を回した。
えっ!?
お、お釣りは!?
「か、課長!お釣り……」
「いいよ、あれくらい。気にしないで」
課長は爽やかなスマイルを浮かべた。
はぁ…。
あたし、この笑顔に弱いかも…。
あたしは赤くなりそうな顔を俯かせたまま、歩いた。