死んだ瞳の綺麗な人間
そして
後処理が終わった。

じゃあ
始めようか。

何で
こうなったのか…

しっかり
聞かせてもらうよ?

「おい。話せ」

俺は
この中じゃあ
上だろう男に
話しかけた。

「おっ俺達はっ
そっそっそこにいる
女達に
金あげるから
今から来る女を
ヤってくれって
いっ言われてっ」

「「あ゛」」

俺と雅也の声が
重なった。

「金あげるから
ヤれだと…」

と、雅也がいい

「誰が誰をだよ…」

俺達は
男どもを
睨みながら言った。

すると

「ひぃぃーいい
おっ俺達が
すッ菅原星羅…をで、す。」

「この女どもに
言われたのか…」

女どもを
指差しながら
雅也が言う。

「はっはいっ
そうですっ」

へー

「さあて
あんたら
どうしてくれようか…」

俺達は
男どもから
目線を外し
女どもを
見ながら言う。

「どうしてくれようって」

「あの女が
悪いんじゃんっ」

「そうだよっ」

「転校生のくせに
いきなり来て
《夢龍》の姫になってっ」

「そうよっ
あの存在がいやっ
あの女何か
消えればいいっ」

「「………」」

今コイツら
何て言った。

存在?消えろ?

ふざけんなよ。



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