七転び…八起き?



イェイ★と完璧に決めた私に



拓人さんはポカンと目を丸くした


「は…はぁぁ!?お前ら何考えてんねん!相手ヤクザやぞ!?乗り込むだけじゃなく…正面から行くやと!?」


「裏口から入るとか、そんなの俺の性に合わねぇんだよな。」


「お前の性とかどうでもええわ!オイ、日向も何か言えや!」


「確かに裏から入れば色々面倒だしな。ここは強行突破だろ。」


珍しく日向さんと私の意見が一致した


たぶん、奇跡の瞬間だ


「…お前ら、頭おかしいんちゃうか?」



ハァ、と拓人さんは呆れながら溜め息を吐く


「安心しろよ。だから加恋さんを離れさしたんだろうが。」


「当たり前や。強行突破に加恋を巻き込んでたまるか。」







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