ゴブリン! ゴブリン!
7.悪夢


 シックス君とラムラム、そしてチークンの三人は、酩酊へべれけ状態の人間達を、縄で亀甲縛り(オイオイ)にして、一人頭、二、三発のカンチョー(七年殺し)をぶち込んだ後に、人間達を森の中にポイッと捨てました。


 亀甲縛りですので、簡単に縄は解けませんし、七年殺しで悶絶七転八倒してい
る人間達(可哀想)。
 その人間達を見ながら爆笑した後、取り敢えず住居街の一角に戻ってきました。


「よし! 次はあの下着だ!(まだ下着ドロやってるんですか? ラムラム)」
「待て待て! あっちの下着が先だ! ナニしろ青系の次に大好きな紫系だぜ?!(王子様が率先してやるのは問題ですよ、シックス君)」
「待ってくれ! あそこにピンク下着があって、俺様を呼んでいるんだよ!(チークンノリノリッスねえ)」


 とにかく大収穫祭です。


 シックス君は青系下着を二枚頭に重ねて被り、紫系下着をズボンの上から重ね着しています(変態王子)。


 ラムラムは情熱の赤い下着を頭に被り、やはり情熱の赤いブラ(天使系ダマシブラ)を胸に(変態剣士)。


 チークンは大好きなピンク下着を頭に被り、「趣味じゃないんだけど」とのたまいつつ、黄色のガーターベルトに網タイツを白いローブの下に着込みました(変態精霊術師)。


「やっぱし、下着は青系だよな」
「いやいや、情熱の赤い下着だよ」
「ナニを言っているんだ? ピンク下着が最高さ。いや、それにしても黄色のガーターベルトも捨て難いものよのう……」
 もう変態大集合です。


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