【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
「部長に俺たちの事ばれてるようだね。あいつにも俺と別れろって言われたんだろう。」
「うん。」
琥珀の温もりを背中に感じながら、翡翠は頷く。
満たされつつあった心に琥珀の問いかけが影を落とす。
「あの女に脅されでもしたか?」
「何でそれを・・・ 」
「あの女はそういう女だからな」
琥珀が翡翠の背中に顔を埋める。
翡翠の背中に琥珀の寂しさや悲しさが温もりと一緒に伝わってくる。
どれだけの事があの女との間にあったのだろう・・・
「とにかく俺が何とかするから」
「無理はしないで。」
「無理してでも主任といられるなら俺はそっちを選ぶよ」
琥珀の優しさが心強く翡翠を包み込んでいた。