【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
部下だけは・・・
眩し!!
朝??
カーテン越しに射し込む日差しが眩しすぎて翡翠は手の甲で寝ぼけまぶたを覆った。
指の隙間から見える見慣れない天井。
まわりを見渡すよりも先に人の気配を真横で感じて顔を横に向けるとものすごい頭痛と視界には大きい背中が飛び込んできた。
その背中はいつも見慣れている背中ではなく、翡翠は自分の身なりを確認した。
何ひとつ身に着けていない自分を確認すると身に着けていたものを探した。
ベット脇に1枚、1枚と脱ぎ捨てられているものを片手で拾い上げるとそーと静かに身に着けた。
隣で眠ってるのが部長じゃなくて・・・
上半身裸の・・・
翡翠は隣で眠る相手に心当たりはあった。
知らない男の方がどれだけマシだろう。
あり得ない!! あり得ない!! あり得ない!!
何で、あたしこいつと・・・
どんなに昨日の事思い出そうと思っても記憶がプツンっと途切れている。
思い出せるのは・・・
こいつの毒牙が炸裂してたこと。
イライラしてハイペースで飲んでいた事。
それだけしか思い出せないでいた。
後の記憶が翡翠には全く残っていない。
お酒の酔いとともにきれいさっぱり消えていた。