【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
「綺麗でしたね湯山様。」
「ちょっとちょっかい出さないでよね。ただでさえアンタは・・・」
過去のトラブルが翡翠の頭をよぎる。
琥珀に誘惑されたと腹を立てた花婿様の顔。
「あんたは何?」
「だから、その・・・」
「いくら俺でもお客様に手出した覚えはないんだけど。」
「あんたの場合手出さなくても相手が勘違いするのよ!!」
「主任妬いてる??」
「バカ言わないで!!何で私が妬く訳ないでしょ!!」
睨みつけるだけ無駄??
翡翠の冷たい視線にも笑顔の琥珀。
バカにされているようで翡翠は琥珀を無視して歩き出す。
相手にしない。
相手にしたら図に乗るんだから!!
「主任!! 主任ってば。」
「・・・・・。」
「無視すんなよな。無視するんならこの前の事言ってもいいんだな」
翡翠の背中に琥珀の脅迫めいた言葉が突き刺さる。