【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑

ただひたすらに愛して尽くしていた・・・

そんな日々もあった。

恋愛の先にある結婚というゴールを夢見ていた時期もあった。

愛という形ないものをひたすら信じていた。


男の胸に顔をうずめながら、ふいに昔の事を思い出す。

思い出しては、男と比較している翡翠がいる。

この男となら傷つくことも裏切られることもない。

恋愛なんて必要ないし未来もない。

わたしには都合のいい男。




あのオフィスでの行為がその後の二人の関係を決定づけた。

翡翠にとって男が都合のいいように、男にとっても何も求めない翡翠は都合のいい女だった。

そこには恋も愛も存在しない。

欲望のままに絡み合って身体だけを求め合って・・・

< 7 / 202 >

この作品をシェア

pagetop