【完】 SECRET♥LOVE 危険なアイツの危険な誘惑
ただひたすらに愛して尽くしていた・・・
そんな日々もあった。
恋愛の先にある結婚というゴールを夢見ていた時期もあった。
愛という形ないものをひたすら信じていた。
男の胸に顔をうずめながら、ふいに昔の事を思い出す。
思い出しては、男と比較している翡翠がいる。
この男となら傷つくことも裏切られることもない。
恋愛なんて必要ないし未来もない。
わたしには都合のいい男。
あのオフィスでの行為がその後の二人の関係を決定づけた。
翡翠にとって男が都合のいいように、男にとっても何も求めない翡翠は都合のいい女だった。
そこには恋も愛も存在しない。
欲望のままに絡み合って身体だけを求め合って・・・