Love♡LDK
(side満奈)
そんな・・・。
仁菜殺害の裏に、そんな真相があったなんて・・・。
「そしたら予想通り、満奈はCherry Iを継ぐ事になった。そして、俺の婚約者となった」
すぐ近くで聞こえる、雅也の嬉しそうな声。
首元に当たる、ひんやりとしたモノ。
目の前には、愛おしい人―――。
「でも」
雅也は続けた。
「それでも満奈は、俺を見てはくれなかった」
悲しそうにそう言う。
「・・・満奈はずっと、コイツを想っていたからな」
「はっ!?」
そう言って雅也が、あたしの首に当てていたひんやりとしたモノを。
―――隼斗に向けた。
彼に向けられたものは、ナイフだった。
「それがまたムカついた。俺はこんなに満奈を愛してんのに、満奈は俺を愛してくれない」
あたしを抱き締める雅也の腕の力が強くなった。
「浮気されると面倒だから・・・。あの夜、俺は流川隼斗を殺そうとした」
「「!!」」
嘘・・・。
仁菜を殺したのも、隼斗を襲ったのも。
―――全ては、雅也がやったの?
・・・!
じゃあ・・・じゃあ。
あの日、雅也ん家に行った時・・・。
ベットの下にあった、金属バット。
あれは、仁菜を殺すために使ったモノなんだ―――。
「だけど、奇跡的に助かったそうだな。俺としては残念だけど」
ハッ、と鼻で笑った。
そして隼斗も、金属バットで殴った。
殺害、しようとした・・・。
許せない・・・!
仁菜を殺した事も、隼斗を襲った事も。
そんな・・・。
仁菜殺害の裏に、そんな真相があったなんて・・・。
「そしたら予想通り、満奈はCherry Iを継ぐ事になった。そして、俺の婚約者となった」
すぐ近くで聞こえる、雅也の嬉しそうな声。
首元に当たる、ひんやりとしたモノ。
目の前には、愛おしい人―――。
「でも」
雅也は続けた。
「それでも満奈は、俺を見てはくれなかった」
悲しそうにそう言う。
「・・・満奈はずっと、コイツを想っていたからな」
「はっ!?」
そう言って雅也が、あたしの首に当てていたひんやりとしたモノを。
―――隼斗に向けた。
彼に向けられたものは、ナイフだった。
「それがまたムカついた。俺はこんなに満奈を愛してんのに、満奈は俺を愛してくれない」
あたしを抱き締める雅也の腕の力が強くなった。
「浮気されると面倒だから・・・。あの夜、俺は流川隼斗を殺そうとした」
「「!!」」
嘘・・・。
仁菜を殺したのも、隼斗を襲ったのも。
―――全ては、雅也がやったの?
・・・!
じゃあ・・・じゃあ。
あの日、雅也ん家に行った時・・・。
ベットの下にあった、金属バット。
あれは、仁菜を殺すために使ったモノなんだ―――。
「だけど、奇跡的に助かったそうだな。俺としては残念だけど」
ハッ、と鼻で笑った。
そして隼斗も、金属バットで殴った。
殺害、しようとした・・・。
許せない・・・!
仁菜を殺した事も、隼斗を襲った事も。