ヴァイブ
「…七海………。」

私の事を呼ぶ玲二は、

眉間にシワを寄せて呆れ顔。



Berryで、働いて一週間。


簡単だと思ってたけど、想像以上に大変…

と言うか…

エロジジィが私のお尻や胸を遠慮なく触ってくるから


一回目は、平手打ち。
二回目はグーパンチ。
三回目は、急所めがけて膝ゲリ。

…の結果クビ。


愛想良くはしてた。

「キレイだね。」

「可愛いね。」

言われる度にニコニコ笑ってた。


でも、体に触るのは許せない。

手を握られるぐらいなら、

鳥肌を立てながらも我慢してやるけど、
胸やお尻。

急所を蹴り上げジジィは、スカートの中に手を突っ込んできたんだ。

当然の報いだろ。


「ってか、必要以上に触ってきた、エロジジィが悪いだろ?
私は、悪くねぇよ。」


玲二とは、目も合わさずに

リビングのソファーに足を組みながら座って携帯をいじる。


大体、私はSex以外で人に体を触られるのが嫌い。

しかも、全くもってタイプじゃない。

そんな言葉さえ論外なクソ親父に触らせる程

私の体は安くない。

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