ヴァイブ
ママには

「貴女…キレイだし、愛想も良くしてたし…もったいないんだけど

触られる度に、お客様をに手を挙げてたらキリがないわ。

玲ちゃんにも、申し訳ないけど…

もう、来なくていいわ。」


…だって。


クビにされて、ショックとかはない。

逆にさっさっと私には、合わないってクビになってよかったかも。




「ホステスの仕事とか初めてだった?」

玲二がため息を出しながら聞く。

「うん。」

私は、ぶっきらぼうに答える。

「そっか…そういう事を確認しなかった俺も悪いな…」


はっ?
何で、玲二が悪いの?


「ママには、俺からも謝っておくから。」


…私の問題でしょ?っつか、私は謝ってないし。
だって悪くないから。


「謝る必要なんてなくない?
悪いの私のお尻やおっぱい触ったエロ親父だ。
女の体が触りたいなら、触らせてくれる店に行けばいいんだ。
ホステスの仕事が初めてで何もわからないけど、触らせる仕事じゃないって事ぐらいはわかる。」

「…確かに、その通りだよ。
だけど、お金を貰って働いてる以上、客は客だし、触られてイヤでも手を挙げたりするんじゃなくて、やんわりと断るもんだよ。」


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